女性専門ドックの検診内容について
乳腺MRI検査
乳腺MRI検査で見つけられる病名
乳がん・乳腺繊維腺症・乳腺炎・乳腺症など。
乳房MRI検査は同時に両方の乳房を検査することが可能で、いろいろな方向からの画像も得ることができます。
乳房には脂肪が多く、乳腺と異常部位の見分けがつきにくい部所ですが、MRIでは脂肪を消して検査し、乳腺以外の組織を特定することができます。
検査時間が20分程度かかり、うつ伏せの体位を持続しなければなりません。 しかし、放射線被ばくはなく、痛みもありません。ただし、磁気を利用しているため、入れ墨の方やペースメーカーを装着されている方、又は金属をつけたままの方は検査を実施することはできません。
乳腺超音波検査(乳腺エコー)
超音波検査とは、乳房にプローブ(超音波をだす機械)をあてて、そのはね返りを画像化して、しこりの形や石灰化のようす、腫瘍の有無などを診断いたします。
超音波検査は被ばくがないことがメリットです。
壮年期の方や乳腺の発達している方は、マンモグラフィでは十分に病変を検出しにくいため、乳腺MRI検査単独か念のため乳線超音波検査との併用をお勧めいたします。
マンモグラフィ検査
マンモグラフィは乳房X線検査といい、触診では見つかり難いしこりや腫瘍などを発見するために行います。乳房をプラスチックの板で挟みこみ、圧迫した状態で撮影いたします。
乳腺が密な若い方の場合は、X線写真がかすんでしまい、しこりを見つけるのが難しいことがあるため、一般に壮年期以上の女性への検診に用いられています。
マンモグラフィ検査で見つけられる病名
乳がん・乳腺線維腺腫・乳腺炎・乳腺症など
下腹部精密MRI検査
下腹部精密MRI検査は、超伝導磁石の磁気を使って行う検査です。いろいろな方向から検査できるMRIを使用すれば、 子宮内部のようすや卵巣の大きさなど性質がひと目で解り、子宮がんや子宮筋腫、卵巣がんなど外から見えない病変が被爆も痛みもなく検査できます。
検査時間は20分程度かかり、仰向けで体動の制限があります。またその間、連続的に「トントントン」などの大きな音がしますが、磁石から出る音ですので心配はいりません。